えりりんの手品

SIBA2007-01-11

わかる人はすぐにわかったと思うし、ハロモニ。公式サイトの掲示板に書きこまれた内容見て納得した人もいると思うんですけど、どうも巡回した限りでは「わからない」って書いてる人が多かったんで書いておきますね。(一応ハロモニ。にもこれと同じ内容のことを送っときました)
もっとも、カードを表にしてやってみれば説明なんて要らないかもしれません。
そもそもこれ手品でもなんでもないですw



まず、マークごとに10、J、Q、Kを集めます。
↓こういう状態です。
10JQK  10JQK  10JQK  10JQK


次にそれらを重ねます。
↓こういう状態。
10JQK10JQK10JQK10JQK


これは「10→J→Q→K→10→…」というループになってますね。最後のKは最初の10に続くと考えてください。


これを二つに分けてきる。
例えば6枚目のJと7枚目のQの間で分ける。
↓こう分けて
10JQK10J  QK10JQK10JQK
↓こう重ねると
QK10JQK10JQK  10JQK10J
↓こうなりました
QK10JQK10JQK10JQK10J


きった後でも「10→J→Q→K→10→…」というループが崩れてないことが分かります。最後のJは最初のQに続くと考えてください。


ということは、何回二つに分けてきろうがこのループが保たれたままでいることがわかります。
カードの順序が変わらないのできってもきらなくても同じことなのです。
例えば最終的に
↓こうなったとする
JQK10JQK10JQK10JQK10


「10→J→Q→K→10→…」という順番のまんまなんだから、上から順に4箇所に出せば必然的に同じ数字のカードは同じ場所に集まります。
1順目 J  Q  K  10
2順目 J  Q  K  10
3順目 J  Q  K  10
4順目 J  Q  K  10


というのがこの手品?の仕掛けです。
たとえジョーカーを抜かした52枚のトランプ全てでやったとしても、最後に出す場所を13箇所にすればこれは成功します。
ちょっと複雑に見えても、当たり前のことをやっているだけなのです。


お分かりいただけたでしょうか?