2009/09/02〜04五能線沿線観光行動録 後編

2日目の続きを書く前に1日目の補足を。
浦和駅で乗り換え待ちをしている時に急行能登と特急北陸、大館駅で特急日本海を見ました。
ムーンライト以外の夜行列車を見るのはたぶん初めてだったのでちょっと嬉しかったです(笑)
それから奥羽本線の大館青森間には「石川駅」があるわけで、駅名表示板を撮影する気満々だったのですが。
いざ駅に着いたら電光表示の駅名表示板がなく、何も撮れぬまま無情にも石川駅を出発してしまったのでしたorz




    • 十二湖&日本キャニオン

1409十二湖駅到着。
次に乗る1843発リゾートしらかみ6号までの約4時間半をここで過ごします。
駅正面にあるポッポ茶屋に荷物を預け(200円)、横にあるバス停から弘南バスで終点奥十二湖まで。(350円)
十二湖の全体図はこんな感じです。
十二湖散策マップ
この地図はポッポ茶屋に置いてある他、アオーネ(後述)のサイトからpdfでダウンロードできます。
途中までは地図にあるおすすめコースをトレースしていきます。
鶏頭場の池
水面が鏡のようです。(鶏頭場の池)
青池
青インクを流し込んだようと表現される青池ですが、まさにその表現がぴったりだと思いましたね。
浅い周辺部は透明に見えるんですが、中心部は濃い青に見えました。
ブナ自然林
沸壺の池。この池も水が青く見えます。
この後おすすめコースから外れ、落口の池、中の池、越口の池、王池(東湖)、日暮の池を巡りました。
越口の池と王池の間だったと思いますが、滝がありました。

近づきたかったのですが、道から木々を隔てた向こう側は急斜面or崖になっていると思われ、草葉の隙間から撮らざるを得ませんでした。
少し進んだところに湖岸に下りていく山道があったのですが、残念ながら少し降りたところで通行止めになっていました。



日暮の池から日本キャニオン展望所までは山道を進みます。
なかなかアップダウンに富んでいまして、中にはこんなところも。

過去に崩れたんでしょうね^^;
道を踏み外せば急斜面を真っ逆さま*1なわけですが、すれ違いできないぐらい細いところなんかも膝ぐらいの高さの鎖すら無かったりするので、けっこう危険かも(爆)
そんなこんなで山道を15分くらい歩いてると、緑と茶色しかなかった視界に白が見え隠れしてきます。
やがてキャニオン展望所に着くと、断崖の対岸にこんな風景が見えます。
日本キャニオン
この白は凝灰岩の色だそうです。
ちょうど日が傾いてきたところで西日があたり、きれいに見える時間だったみたいです。
ってやっぱ写真じゃなかなか伝わらないですね^^;


ここからまた山道を5分か10分ぐらい行くと車道に復帰します。
バスを降りてからここまで1時間半ってとこでしょうか。
所要時間の目安には、森の物産館「キョロロ」〜青池:15分、青池〜沸壺の池:20分、王池〜沸壺の池:25分、日本キャニオン展望所〜王池:30分、とあるので大体あってますね。


さて見るものは大体見たんですが、ここから車道を下っていったところに日本キャニオン展望ポイントなるものがあったので、時間も余っていることだし一応行ってみることにしました。
歩道は無いので注意。
展望ポイントから見た日本キャニオン
なんか…木に隠れてあんまり見えないし遠いんですけど…(´・ω・`)
行きのバスでここ通った時にちらっとしか見えなかったなと思ったんですが、それは動いてたからというわけじゃなかったみたいです(;´д⊂)
駐車スペースがあるので、車で来る人用なんですかね。
展望所に行く人はここには来なくていいと思いました。


おまけ
展望ポイントの横に治山ダムがありました。砂防ダムは知ってたけど治山ダムは初めて知った。

    • アオーネ白神十二湖

さて電車までまだ2時間以上もあるので、アオーネ白神十二湖の温泉に入ることにしました。
しましたっていうかそういう予定だったんですけど。
二つ目の池の南にある三叉路を西に曲がり、アオーネを目指します。
この三叉路から国道101号までの道って普通の地図に書いてないんですよね。
アオーネの私道だったりするんでしょうか。
十二湖の地図にはT字路まで2.2kmとは書いてますが、山道ならいいんだけど延々両脇が緑の車道が続くだけというのはつまらないものです。
てかGPS使っても自分が今どのあたりを歩いているのかわからないし、アオーネの正確な位置もわからないし、車も人も全く通らないしっていう。
幸い携帯の電波は入ったのでmixiとかはてなとか巡回して暇つぶししてましたが。
あ、でも途中で日本キャニオンが見えました。

遠いは遠いですけど、展望ポイントより全体がちゃんと見えます。


30分ぐらい歩いてアオーネ白神十二湖に到着。
人いねえ( ̄▽ ̄‖)
看板にしたがって温泉施設「アオーネの湯」へ。
ここでもリゾートしらかみに乗った旨告げると通常500円の入浴料が半額になります。
中はまあごくごく普通でした。
まったりというかうとうとしつつ、山道を歩き回ってかいた汗を流した後、6時ごろに出発。
しばらくして荷物を預けたポッポ茶屋に戻って来れましたが、電気は消えており残されてる荷物は自分のだけでした\(^o^)/
いや、扉は開いてたし店のおばちゃん奥にいましたけどね。


十二湖駅で20分ほど待ち、リゾートしらかみ6号の3号車4番A席に乗車。
海側のA席になったはいいんですが、既に日も暮れて何も見えないのでほとんど寝てすごしました。
千奈美にぶな編成でした。



五能線パス(C)の効力は東能代駅までなので秋田駅まで行かずに下車。
駅前にコンビニ一軒ぐらいあるだろうと思っていたら駅中にキオスクがあるだけでした( ̄▽ ̄‖)
最終の各停に乗って秋田駅へ。
コンビニで立ち読みしたりして23時になるのを待って、ゲオカフェ秋田東通店に泊まる。
23〜3時入店ナイトパック6時間1,500円+延長30分200円=1,700円


  • 3日目

奥羽本線を乗り継ぎ山形へ。
山形から仙山線で仙台。仙台から常磐線で都内へ。
18きっぷのスタンプは元町・博多駅岡山駅・JR最寄り駅・秋田駅と、全国回ったなあって感じですね(笑)
平日というのもありますが、9月最初の週だけあって人が少ないし子供の姿が皆無。
大学生はまだ夏休みだからいてもよさそうなもんですが、若者の姿を全然見かけませんでしたね。
自分を除くと、40代の夫婦とかおじさんグループとかが一番若かったかも。




  • 今回の行程

9/2(水) 青春18切符使用
JR最寄り駅→(略)→浦和駅605→東北本線→728宇都宮駅737→828黒磯837→956郡山1008→1054福島1100→快速仙台シティラビット3号→1216仙台1245→1330小牛田1346→1432一ノ関1437→1609盛岡1644→快速八幡平(IGRいわて銀河鉄道 盛岡〜好摩間630円)(花輪線)→1916大館2108→奥羽本線→2239青森


9/3(木) 五能線パス(C)使用
青森800→快速リゾートしらかみ2号→1109ウェスパ椿山
ウェスパ椿山→無料送迎バス(約5分)→黄金崎不老ふ死温泉(滞在2時間強)→無料送迎バス→ウェスパ椿山
ウェスパ椿山1356→五能線→1409十二湖1425→弘南バス(350円)→1440奥十二湖
十二湖1843→快速リゾートしらかみ6号→1936東能代2046→奥羽本線→2152秋田


9/4(金) 青春18切符使用
秋田0554→奥羽本線→853新庄856→1018山形1036→仙山線→1132(12時過ぎに延着?)仙台1213→常磐線→1329原ノ町1340→1501いわき1512→1644水戸1706→(略)→JR最寄り駅

*1:全く関係ないけど、「まっさかさま」の変換候補に「まっさかさまホリデー」なるものが出てきて目を疑った。ぐぐって初めて意味がわかった